Single Origin グアテマラ カフェピューマ
グアテマラ カフェ ピューマ
標高の高いところは寒暖の差が激しくコーヒー豆がきゅっと引き締まり固い豆に仕上がります。スペシャルティ グアテマラは果実感のある甘酸っぱい豆が多いため、浅煎りで焙煎しました。豆が固く、浅煎りに焼いたことで抽出は難しくなります。粗目に挽いて抽出してしまうと、豆の味が出なくなりますので、少し細かめ挽くのがポイントです。
この優しい酸を感じ少し高めの温度で抽出すると苦みもお楽しみいただけます。2022年度は安定した香味はそのままに、紅茶のような心地よい渋みが感じられます。実はこの渋みから生まれるコクは、ミルクとの相性が抜群!カフェオレ用の深煎りや、エスプレッソ用のブレンドにお使いいただくとミルクの甘味がぐっと引き立ちます。
ロースターより
コーヒーの売り上げの一部(ポンドあたり10セント)を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グアテマラに寄付しています。共に生き残りを賭けた、野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わいをお楽しみください。
味・特徴
ナッツ、りんご、アッサムティー
焙煎度合い
シナモンロースト
農園情報 Guatemala Cafe Puma
野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わい
アラビカコーヒーの生産地域である中米の森林地帯は、ジャガーやピューマといった大型猫科動物の棲息地でもあります。この近年絶滅の危機に瀕する動物達の棲む森は、年々面積が減少。コーヒー栽培のために最適な環境であるだけではなく、野性ピューマの棲息に適した条件も兼ね備えています。
この野生動物とコーヒー農園の共存を模索する取り組みの一つとして、野生ピューマの棲息地となる原生林の保護などを呼びかけるとともに、コーヒーの売り上げの一部(ポンドあたり10セント)を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グアテマラに寄付しています。
伝統品種を地道に栽培するグアテマラの生産者たち
高級アラビカコーヒーの産地であるグアテマラでは、近年サビ病対策として、病害に耐性があり短期的に収量増が期待できるハイブリッド品種への植え替えが大規模に進みました。この結果、代表的な産地のSHBグレードのカップ品質は変容し、昔ながらの柔らかい口当たりの原料の入手が難しくなっています。
一方で、これまであまり注目されることのなかった生産地区では、未だに伝統品種を地道に栽培している生産者がおり、そのような生産地区の一つであるグアテマラ中東部の生産者とタイアップし、伝統品種を守りながら、持続可能な農園経営を支援しています。古きよきグアテマラ・コーヒーの特徴的なキャラメルのような心地よいフレーバーと柔らかい酸味のバランスのとれた味わいに仕上がりました!
生産国 | グァテマラ |
---|---|
地域 | グアテマラ中東部、エル・プログレソ州、シエラ・デ・ラス・ミナス山地、サンアグスティン・アカサグアストラン |
品種 | ブルボン、カツーラ、ティピカ |
標高 | 1,350~1,550m |
精製方法 | ウォッシュド |
規格 | SHB |