JASオーガニック ルワンダミコフ ドリップバッグ
忙しいときでも時間をかけず、美味しく贅沢なコーヒー時間をお楽しみいただけます。
【軽井沢焙煎所オーガニック】
オーガニック(有機農法)、フェアトレード(公正取引)、小さなコトの1つ1つで地球、人、そして珈琲を守っていきたい!!
普段私達が飲んでいる美味しい珈琲は、未来永劫飲むことが出来るのでしょうか。有機農法で土地や人の健康を守り、公正取引や支援によって生活を守ります。
現地の生活や見えてこない課題を知ること、一人一人の出来ることはとっても小さいですが、諦めず向き合うことの大切さ、今私たちに出来ることを考え、未来に美味しい珈琲と笑顔を届けていきましょう。
下記の支援についてや現地の声などを載せています。長い文章にはなりますが、是非読んでみて下さい。
【農園について】
アフリカ中央部キブ湖東岸、千の丘の国ルワンダでは自然と共に営みを続ける生産者が有機農法でコーヒーを栽培しています。この一粒のコーヒーは、平和を取り戻し未来へ前進する彼らの大きな希望です。
ルワンダは東アフリカ中央、赤道よりやや南にある国で北西の火山郡から南東に向かって山岳地帯が連なり、国土のほとんどに草原となだらかな丘陵が広がっていて“千の丘の国”とも呼ばれています。
気候も標高が高いため赤道近くにもかかわらず温帯であり、そのため国土の大部分が耕作地として利用され人々の生活を支えています。
【テイスト】
ロースターより
ジューシーなフルーティーさとクリーンな酸味が有り、酸味だけでなく甘味の印象もある豆なので、程よくボディも感じる中深煎りで焙煎しました。
味・特徴
パッションフルーツ、ライチ、ミルクチョコレート、ナッツ
焙煎度合い
シティロースト
【入数容量】
10g×3pce
【支援について】
ルワンダ南西部にあるチングワ地区のコーヒー生産者団体「 MICOF」の圃場は1,300m以上の高い標高にあり、その肥沃な土壌と温暖な気候は、良質なコーヒーの栽培にとっては最適な環境です。
生産量もさることながら、その品質は世界的にも名高く、コーヒーという作物はルワンダの主要輸出農産物として世界中の人々に飲まれています。コーヒー生産者と共に我々が初めてルワンダを訪れた2010年、当時民族対立で疲弊、荒廃していたルワンダをコーヒーを通して再建するために、ルワンダ初のフェアトレードの取組である水道施設の建設が始まりました。
その後、2012年にはチングワ地区にあるガボザ小学校の増設改修を行い、 2016年には同小学校で暮らしに役立つ知恵を育むための家庭科教室の建設を行い、裁縫・栄養・調理教育を初等教育課程での基礎科目としての定着を目指しています。
【輸入している団体について】
ゼンショーフェアトレード部はこちら
【現地の声】
民族の対立を乗り越える平和のコーヒー
ルワンダコーヒーのフェアトレードPJTを始めたのはフェアトレードチーム担当者がテレビ番組でルワンダの悲劇を知ったことが切欠でした。1994年に起きた犠牲者100万人にも及ぶジェノサイド少数民族の多数民族による大虐殺が発生。番組では肉親を失ったコーヒー輸出会社代表のピエール・ムニュラ氏が両民族と手を携えて故郷のチングワ村にコーヒー生産者組合を立ち上げました。拭え切れない涙と憎しみをこらえ生き残った者としてピエール氏のコーヒーを通じて「一つのルワンダ」を目指す姿に感動したのが始まり。ルワンダは知る人ぞ知るコーヒー生産の好適地。良好な日照と肥沃な大地がコーヒーの木を成させ昼夜寒暖の差がコーヒーの実の良質な酸味と糖度を高めている。千の丘(ミル・コリンズ)標高千メートルを超える丘陵が幾重にも連なるルワンダコーヒーはブルーマウンテンやキリマンジャロコーヒーに勝るとも劣らない高品質なコーヒー豆ができる。柑橘系のスパイシーな香りと酸味、豊かなコク。それがルワンダコーヒーの特徴です。私たちゼンショーフェアトレードは、この悲しい出来事を乗り越える為に、どの民族かに関係なく、皆でコーヒーの栽培を始めたピエールさんとともに、2011年から12年間にわたって、フェアトレードという活動を通してコーヒー生産者の皆さんを応援してきました。フェアトレードの取組では、コーヒーを作る人々と買う人々がお互いに対話をし、納得した価格で取引をして、買う側の人々がコーヒーの代金の他に、作る側の人々の生活をよりよくする活動に使うお金を含めてお支払いします。ルワンダのコーヒー産地にはもともと水道がなく、子供たちは遠くの川まで大きなタンクを持って水汲みに行かなければなりませんでした。家族の水汲みをお手伝いする子供たちは学校に通うことができませんでした。
そこで、ゼンショーが2012年にフェアトレードの資金で水道と小学校の校舎を作りました。水汲みのお手伝いをしなくてよくなった子供たちは学校に通うことができるようになって、大喜びでした。ルワンダの人々は二度と悲しい出来事を繰り返さない様に、毎年4月7日前後の追悼期間に、亡くなった人々を思い出してお祈りをしています。今年もその時期に合わせて共感頂いた皆さんに折って頂いた千羽鶴を届けています。私が現地を始めて訪れた時ピエール・ムニュラ氏の語った言葉が忘れられません。「ゼンショーとのフェアトレードコーヒーの取組で毎年私たちの心を込めたコーヒーを召し上がって下さる皆様から亡くなった人への哀悼と平和を祈って一つ々鶴を折っていただくことは未来の世界平和に繋がる。そう信じると亡くなった肉親の思いが報われるようでありがたい。」私たちも、皆さんの想いと共に平和が続くことを願って取り組みを続けます。
ゼンショーフェアトレード部 池田様より
【フェアトレード支援】
この豆を購入いただくことでこのような支援につながっています。近年、気候変動の影響でコーヒーの生育不全や病害が蔓延し、やむを得ず馴染みのない別品種のコーヒーの木への植え替えを余儀なくされた生産者も多い。そこでフェアトレードの取組として生産者の思い入れ深いこだわりの品種の生産拡大を支援し、生産者の安定的かつ持続可能な生活の実現するための支援に使われています。
【フェアトレード(Fair Trade)について】
フェアトレード(Fair Trade)とは辞書での定義公正貿易。
・途上国の生産者に公正な賃金や労働条件を保証した価格で商品を購入することで、途上国の自立や環境保全を支援する国際協力の新しい形態。(大辞泉)
・伝統的な手工芸品や農産物を公正な価格で取引し、企業や地主などから不当な搾取を受けている発展途上国の人々の経済的・社会的な自立を支援する運動。(ブリタニカ)
・発展途上国の農産物や雑貨などを、適正な価格で継続的に輸入・消費する取り組み(マイペディア)と様々です。
※ FLO社のものではございません。こちらについてもご相談ください。
【JASオーガニックについて】
2020年JASオーガニック生産工程管理者、有機生産物小分け業者認定取得。オーガニック(有機珈琲)は、珈琲農園からすべての工程においてJASオーガニックを取得し、一貫した体制で管理しています。農薬不使用によって安全性だけでなく、農園や人へのサスティナブル、SDGsにつながる大切な取り組みです。
【珈琲折り鶴プロジェクト】
この一杯の珈琲で農園に笑顔が生まれます
このオーガニックコーヒーは、FairTrade(公正貿易)で取引をしているだけでなく、農園やそれに携わる人々の支援につながっています。私たちが毎日飲んでいる美味しい珈琲は、農園の方々の努力によって生まれています。私たちの笑顔で農園の人々の笑顔につながる取り組みです。
一緒に笑顔の輪を広げていきましょう。