【NEW】Single Origin ケニア ニエリ カリイ AB
ケニア ニエリ カリイ AB
とにかく甘味の印象が良いクロップが入荷しました。甘味だけに注目しても、ホワイトチョコやサトウキビなど、さまざまな甘さのニュアンスを口に含む度に感じることができます。特に深く焙煎した時の苦味と甘味のバランスが心地よく、ミルクとの相性は2024年入港のケニアの中でも優れている印象です。
【ロースターより】
ケニアのフレーバーといえばトマト感ですが、今回のケニアは甘さが際立ちアプリコットや三温糖のような甘さが特徴です。
【味・特徴】
フレッシュアプリコット、パイナップル、ブラウンシュガー、スイートフィニッシュ
【焙煎度合い】
ミディアムロースト
【ルトゥマ農協】
カリイウォッシングステーションは、ルトゥマ農協によって運営されており、同農協ではカリイの他、ンガンドゥ、マルアなど現在7つのウォッシングステーションを管理しています。創立は1995年と比較的新しく、2005年にはルタンガ、トゥムトゥム、マルアという3つの組合を吸収合併し有限会社化されました。農協に所属するメンバーには技術研修やサポートが用意されており、適切な農園管理、環境負荷のかからない栽培や施肥の方法などのレクチャーを受けることが可能です。特に近年は若い世代の農家さんの支援や乾燥設備の導入を進め、農協全体での生産量は330万トンへと大きく増加するものとなり、生産者さんの収入向上を推し進めました。
また農協では農家さんに向けた積立金制度を設けており、組合員の子供の学費や農資材を購入時に発生する急な資金需要に対応できるサービスを行っています。
【カリイウォッシングステーション】
土壌はミネラルが豊富に含まれる赤色火山灰性土壌、年間降水量が1,100mmにも及び、豊富な水資源を利用して磨くように精製されるコーヒーは、柑橘系の明るい酸味を持つ良質なコーヒーになります。カリイウォッシングステーションは、ニエリ郡 キリムクヤ(Kirimukuya)の町の郊外にあり、およそ800世帯の小農家さんが所属。平均して1世帯あたり180本ほどのコーヒーの木を育てており、一緒に植えられているアボカドをはじめ、豆類やバナナ、トウモロコシなど多様であり、一見するとコーヒー農園には見えない農場もあるそうです。
生産国 | ケニア共和国 |
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地域 | チェンライ県 ドイパンコン地区 |
農園 | ニエリ郡 キリムクヤ |
品種 | バティアン, SL28,Ruiru 11 |
標高 | 1900m |
精製方法 | ウォッシュド |