Project :9グアテマラアンティグアエスメラルダデカフェ処理生豆 2022.02製造
made in JAPAN DECAF Project:9
第9弾は、グアテマラ ラ エスメラルダ農園、しっかりした甘さが特徴のイエローブルボンデカフェ
今回の豆はグアテマラです。
日本への輸入量は毎年ベスト5位以内に入る日本人にとても人気の豆です。
イメージも様々で、苦みがありチョコレートという方と甘酸っぱい果実味のあるものをイメージされる方といらっしゃいます。それはグアテマラは火山活動により山岳地帯が多く、豊富にある水、標高が高いため寒暖差により身が引き締まった美味しい珈琲豆栽培にとても適している国なので、様々な珈琲が輸入されてきています。
今回のグアテマラデカフェは、イエローブルボンなので、甘みが強い豆です。
深煎りにしてしまうと甘みを感じにくくなってしまうので、今回はシティローストで焙煎をいたしました。甘みのつよい豆はメイラード反応が強く、キャラメル味が出やすいのが特徴です。
今回はキャラメルのような甘みにフォーカスし焙煎しています。
さらに詳しくはイノセントコーヒーWEBサイトへ
焙煎豆情報
焙煎 | シティロースト | |
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特徴 | キャラメル、ミルクチョコレート、黒糖 | |
香り | ★★★☆☆ | |
味:苦味 |
★★☆☆☆ |
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味:甘み | ★★★★☆ | |
味:コク | ★★★☆☆ | |
味:酸味 | ★★★☆☆ | |
イメージ |
シーンイメージ、スイーティ、シロップ、 安眠効果が高い香りなので寝る前、安眠、リラックス |
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生豆情報
生産国 | グアテマラ |
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地域 | アンティグア |
品種 | イエローブルボン |
標高 | 1600-1800m |
精製方法 | ウォッシュド、天日乾燥、シェードツリー |
栽培 | 2021/06入港 |
デカフェ処理情報
デカフェ処理方法 | 超臨界二酸化炭素抽出法 |
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処理地域 | 三重県 |
カフェイン除去 | 1.4%→0.051% |
水分値 | 9.8%→9.6% |
カフェイン処理日 | 2022/2/16 |
デカフェ処理生豆についての注意事項
デカフェの製造工程について
スペシャルティコーヒー豆を入手し、焙煎してデカフェ豆に向いているかどうか確認を行う。生豆の状態、香味、ボディなど評価基準のもと決める。
デカフェの試験を行う。一番の評価は、カフェイン除去状況と香味、味
OKが出ましたら、本製造に入ります。
検査基準は、水分値、カフェイン除去です。次に味、香り、豆の状態です。
現在のデカフェの技術で、生豆がカフェイン除去前と同じ状態になることは不可能です。色の変化、中の成分が出てくる(白くなる)、欠けるなど防げません。ご理解いただきカフェイン除去前の生豆は写真をご覧いただきご判断下しさい。
デカフェ焙煎について
デカフェ処理後の段階から、色味が焙煎したようになります。
色味だけを見て浅煎り、深煎りと判断されることがございますが、
温度プロファイルやハゼのタイミングなどを確認し焙煎度合いを決めてください。
※ハゼが小さいので繊細に焼いてください。
デカフェの抽出について
ハンドドリップをする際
デカフェは水分が吸いにくいため味が出にくいです。
荒くさらっと出してしまうと、デカフェ独特の匂いが出てきます。
少し過抽出気味に出して味をしっかり確認後、味のバランスととってください。
※お困りの場合は、ご相談ください。