kaico drip kettle
kettleが出来上がるまでCafeSucreとのストーリー
バリスタに寄り添うドリップケトル kaico
【kaicoが出来るまで・・・・】
発端は、代表楡井と昌栄工業の社長昌林さんとの出会いから生まれました。※製造者
昌:『珈琲のケトルを作りたいんだけどどんなのが良い?』
楡:『いろいろなケトルはあるけど、直角に下に落ちるケトルが欲しいな!!』
昌:『他には?』
楡:『蓋が落ちない、湯切れが良い、ゆっくり落ちる、液だれし無し、最後の1滴まで出る、疲れにくい、火にかけたとき湯が飛び出ない、コントロールしやすい、おしゃれ、量のコントロールができる』
それから何度も調整が行われ、私たちバリスタの願いを全部かなえてくれましたのがkaicoのケトルでした。
でもそれで終わりではありません。
昌:『湯口の先を200本くらい作ったんだけどどれが一番淹れやすいな試してくれる』
楡:『わーそんなにたくさん作ったんですね。1つ1つ検証しますね。』
そこから、細いだけが良いわけでもなく、湯の出方もそれぞれで、スクリューがかかっていたり、よわすぎたりと、とても一口にこれが正解ですとは言えませんでした。
しかしここまでバリスタの意向をかなえてくれたケトルです。私たちも妥協は許されません。ここからが私たちの仕事だと感じました。
最終この数本の中から1ついう感じで最終調整が入り、kaico drip kettleの完成です。
沢山の方に知っていただいたきっかけは、
2015年製品化した年、弊社元スタッフ『高橋由佳(野村由佳)』がkaicoのドリップケトルサンプル製造のケトルを使って大会に出場し、2015年ハンドドリップチャンピオンをとり、皆さんにkaicoのケトルを知っていただく機会があり、たくさんのバリスタさんがつかってくれました。その時に改めてこのケトルの素晴らしさと共にもっとたくさんの方に使ってほしいと思いました。
そのあと、S(0.95リットル)が生まれました。
その時のテーマはさらに使いやすくということでした。
毎日何十杯もコーヒーを抽出していると疲れるので、疲れにくくする方法は何か問いことを考え、湯口の角度、量、腕の方向けなどを配慮し作られました。
私達はさらに大喜び!!
そして2018年に弊社元スタッフの『深浦哲也』が同じ大会で優勝しました。大会では使用しなかったのですが、深浦が毎日練習していたケトルは、深浦が自分流にアレンジして使っていたケトルがあり、それと同じような形に商品化したのがkaico+fukauraです。
sucre kaicoはkaicoを監修したご褒美にオリジナルカラーを作る許可をいただきました。自然の色味の緑色、硬くて割れにくいというウォールナットはsucreもそうなると長い、木の蓋にしました。現在0.95は在庫0で次回の製造が決まっていません。いつかまた作れるのを願うばかりです。
このkaicoのケトルは、デザイン小泉誠さん、販売責任者フォームレディ、製造者昌栄工業、たくさんの方々。携わったすべての方が1つ1つ大切に、そしてあついあつい想いのこもったケトルです。kaicoに携わった私たちの願いは、お客様の元で大切に長く愛されてほしい。そう願うばかりです・・・・
そしてkaico のドリップケトルに携われたことを誇りに思っています。感謝です。
下記に
動画がいくつかございます。是非ご覧ください。